指導ガイドライン(国立保健医療科学院)

1.初期臨床研修 (詳しくはこちら
 平成16年度からスタートした新医師臨床研修制度で、救急部は卒後1年目に修得する基本科目として、
2ヶ月間の研修を受持ちます。これに伴い従来から受け入れてきた重症救急患者に加え、比較的軽症の患者も積極的に受け入れていく方針です。
 救急部の研修プログラムの特徴は、病院前の救急医療活動を大幅に取り入れていることです。具体的には、ドクターカーやドクターヘリを使った現場救急、巡視船搭載ヘリコプターを使った洋上救急、集団災害を想定したトリアージ訓練などです。短期間の研修ですが、救急の基礎的知識・基本的手技を修得しつつ、救急医療の醍醐味も十分味わってもらえる、と考えています。

2.初期臨床研修終了後の研修(後期臨床研修)
 外傷学(Traumatology)や救急治療学(Critical Care Medicine)の専門研修はもちろんですが、希望に応じて、内科、外科、整形外科、脳外科などの専門研修も行うことが可能です(白心会)。
 地域の救急活動に加えて、霧島連峰や日向灘の大海原で救命救急医療を実践しようではありませんか。 

   
リストマーク 救急の現場へ                     リストマーク 巡視船に着艦 
  (ヘリコプター内に緊張が高まる)



3. 県の医師修学資金貸与事業
(1) 事業目的 (省略)
(2) 事業概要
  将来、へき地や小児科等特定診療科の医師として、勤務を希望する医学生に対して、修学資金を貸与する。
  @ 対象 大学医学部在学者
  A 貸与額 6年間貸与を受けた場合の総額7482千円/人
  B 返還免除 
      貸与期間と同じ期間、県が指定する医療機関に
      勤務した場合、貸与額及び利息相当額を免除する。
      ※県が指定する医療機関
       ・へき地等:へき地市町村立病院・診療所
       ・特定診療科:小児科、麻酔科、救命救急科 等
  C 募集定員 4名(へき地2名、特定診療科2名)
(3) 事業費 (省略)

                               (平成18年度新規事業)



リストマーク卒後研修について