指導ガイドライン(国立保健医療科学院)
1.初期臨床研修 (詳しくはこちら)
平成16年度からスタートした新医師臨床研修制度で、救急部は卒後1年目に修得する基本科目として、2ヶ月間の研修を受持ちます。これに伴い従来から受け入れてきた重症救急患者に加え、比較的軽症の患者も積極的に受け入れていく方針です。
救急部の研修プログラムの特徴は、病院前の救急医療活動を大幅に取り入れていることです。具体的には、ドクターカーやドクターヘリを使った現場救急、巡視船搭載ヘリコプターを使った洋上救急、集団災害を想定したトリアージ訓練などです。短期間の研修ですが、救急の基礎的知識・基本的手技を修得しつつ、救急医療の醍醐味も十分味わってもらえる、と考えています。
2.初期臨床研修終了後の研修(後期臨床研修)
外傷学(Traumatology)や救急治療学(Critical Care Medicine)の専門研修はもちろんですが、希望に応じて、内科、外科、整形外科、脳外科などの専門研修も行うことが可能です(白心会)。
地域の救急活動に加えて、霧島連峰や日向灘の大海原で救命救急医療を実践しようではありませんか。